ブックタイトル月刊田中けん

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概要

月刊田中けん

二十三番(田中けん君)非常に、副区長から丁寧な答弁をいただきました。ありがとうございました。一つ一つ、再度質問をさせていただきたいと思います。まず最初に、区条例についてなんですけども、これは区長も十分承知の上でおっしゃっているかとは思うんですが、確かに、これは議会が提案をして、議会がつくったという条例ではありますが、だからといって、みらいえいごう執行部のほうが未来永劫これについて、例えば改正なり何なりできないというようなものではありません。議会は議会で、当然、時代に合わなくなればその都度その条例を見直していくという努力をもちろんしていくつもりでありますが、それと同時に、やはり区長サイドでもそういうような認識を持てば、その都度、柔軟に対応をしていただけるものではないかな。それは、お互いが、議会と行政がお互い補完をするというような存在のものであるというふうに思いますので、いま一度、条例に対する、条例のあり方に対する、またはその改正に対する区長のお考えをお聞かせください。二番目のみなとタバコルールについては、こういうような事例がありますよという私からの紹介で、ぜひこれは江戸川区も参考にしていただいて、むしろ積極的に見習っていただきたいなという思いがあります。第一質問でご紹介をしたとおり、私も個人的な対応としてさまざまなそういうお店に撤去をしてくれないかというような形で要請をしたことがありますが、なかなかうまくいかなかったというのが現実であります。そのときに、やはり私は江戸川区の保健所のあり方、姿勢というものが非常に重要になってくるのではないかなというふうに思っています。私個人がいうのが効果的なのか、保健所からそういうような話がされるのが効果的なのか、それはわかりませんけれども、ぜひ、保健所におかれましては、そこら辺、区民からの苦情に基づいているというような背景もありますので、積極的に動いていただけたらありがたいなというふうに思いますので、保健所のほうからの答弁も求めたいと思います。あと、勤務時間中における喫煙についてということで、副区長のほうから非常に丁寧なお答えをいただきましたし、総合的なその責任者だというようなことで、区長のほうから任命をされたということで心強く思っております。私がたばこ問題というような形で受動喫煙に限らずこの問題を取り上げたのは、何度も議会でお伝えをしてあるとおり、この問題は縦割り行政に限ることなく、学際的な、学校での問題もあり、当然、環境部に関するような問題もあり、この庁舎内だったら総務なりとか、本当に江戸川区内のさまざまな部署に関係するような問題なので、やはり総合的な責任者となるようなとすると、私は江戸川区の将来像というものを見せていただきたいという思いの中で、できることならば、ロードマップ的な形で、この期間にはこういう対応をしますよと。あと二年後にはこういう対応をしますよみたいな、そういうような将来像が見えるような提案をしていただきながら激変緩和というか、少しずつ江戸川区もよくしていくんだというような姿をご呈示いただけたらと、このように思うわけであります。以上ですが、再度のお答えをよろしくお願いいたします。区長(多田正見君)条例の問題ですけれども、ご承知のように、私はこうした条例の制定には余り積極的でありませんでしたけれども、議会の皆様の総意によって制定をするべきだということでございまして、それが実現したということでございます。条例は区における最高法規でありますから、制定をされました以上は私どももこの条例が本当に生きますように、成果を上げるべく、そうした方向で作用をしますように努力をすべきだと思っておりますので、今、この条例の問題についていろいろご指摘もありましたけれども、これは私どもが言い出すか、言い出さないかは、それはちょっと別としまして、そういうことについて議会の皆様と会話を十分にしながら、方向性を出していくと、こういうことではないかと思っております。それから、たばこをきつい処置によって吸えないようにするかどうかについて、やっぱりこの問題の一番ややこしいところは、薬物のように絶対にこれは人間(4ページへ)3