ブックタイトル月刊田中けん

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概要

月刊田中けん

平成26年2月21日(金)予算特別委員会初日一般会計歳入での発言を要約渡部正明委員長第3項・特別区タバコ税、第1目・特別区タバコ税。田中けん委員タバコに関して総合的に質問します。まず本年度のタバコ税50億円の税収と区民の健康との関係について区長のお考えをお聞かせください。多田正見区長タバコ税に関しては増えた方がいいとう考え方はもっていません。健康上の理由で、タバコは吸わない方がいいというキャンペーンをやっていますから、タバコを吸う人がなくなっていくことを望みます。タバコを吸わなくなれば、病気その他の経費も削減できるはずです。田中けん委員タバコ税による収入の50億円と区民の健康被害や清掃費など、諸々の経費、支出によるプラスマイナスの関係をどのようなご認識でいらっしゃいますか。多田正見区長正確に金額では出せませんが、医療費の増大など社会的なマイナスは相当あると思います。他人に対しても健康上の問題として、迷惑をかけています。先行きはどうしても減らしたいというのが本音でありまして、税収が減るのは仕方が無いと思います。田中けん委員私も区長と同意です。タバコに関する税制上の収支については、その道の専門家が様々な形で試算していますので、着目してください。タバコ税50億の収入がむしろ減っても構わないとの区長発言は、同意しますが、実際には減っていない。これは江戸川区におけるタバコ対策が不充分だからではないのでしょうか。駅頭における歩行喫煙禁止の取り組みなど、江戸川区における地道な活動は承知していますが、その成果を区はどのように把握していますか。多田正見区長区内のタバコ販売本数は、平成25年度でいうと500万本減っています。タバコを吸う人が減っている結果です。江戸川区だけの数字はありませんが、全国的な喫煙率は確実に減っていて、この傾向は更に進んで行くのだろうと期待しています。区議会による条例制定も、このような取り組みの一環でして、それを背景に区としても様々な取り組みを行っています。担当からお話しします。後藤隆環境推進課長歩行喫煙防止の指導員についてでありますが、これは平成24年度、平成25年度と緊急雇用経費をいただきまして実施してございます。分析はこれからですが、歩行喫煙を防止する条例ができたことを周知する目的で行っています。指導員による注意も、第1週目、第2週目と、数が減っていることにより、効果があったと思っています。田中けん委員努力は私も承知していますが、実際私が目にしたところによると、指導員は6時半から駅頭に立ちますが、6時半以前には駅前での喫煙者が散見されます。緊急雇用経費を使って指導員を雇うのもいいでしょうが、タバコ税50億円を有効に使って、より効果的なタバコ対策を行うためには、もっと指導員を増やすべきでしょう。区長にもメールや手紙で、そのような区民意志が届いていると思いますが、その辺はいかがでしょうか。後藤隆環境推進課長タバコに対する区民からの苦情については、ここ数年増えています。だからと言って、強制的にやめさせることもできず、区も取り組んでいます。これまで吸えていた場所が吸えなくなってきた現状もあり、かなり広範囲で対策していく必要性を感じています。それも時間がかかることです。ただ対策は緩めることなく、進めていきます。条例もできたので、人に迷惑のかかる吸い方はダメだということで取り組んでいきます。田中けん委員予算があるわけですから、駅前で注意する指導員を増やすなどの対応も模索してください。タバコ問題は総合的な問題です。かつて区長は庁舎内全面禁煙をするとおっしゃいましたが、その後、やはりできないとの答弁も頂戴しました。それでも区長が一度は口にされた約束です。庁舎内全面禁煙について、現状がどうなっているのか教えてください。多田正見区長受動喫煙防止の観点から、喫煙に対する配慮、マナー、ルールをきっちりやっていこうとなりました。ただ現実問題として、1階の玄関先の喫煙室や2階の面接室の状況も私はよく見ますが、まだまだでして、PRもそうですし、職員に対する意識についても対策を講じていく。我々からもアドバイスや相談、助成も行っていく。それらを徹底しながら目標を達成したいと考えております。田中けん委員この問題はどこかで区長決断が必要なのではないでしょうか。私の立場からすると、庁舎内全面禁煙にできないことに不満を持ちつつも、目に見える変化が欲しいのです。庁舎内における喫煙室の数が減っているなどの具体的な成果と具体的な数字の部分なのです。「頑張っている」という言葉だけではない部分をぜひ強調して、細かい部分も含めてお話しいただきたいのですが、副区長いかがでしょうか。(右上に続く)(3ページへ)2