ブックタイトル月刊田中けん

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概要

月刊田中けん

都知事選挙が終わって、区議会の住人に話を聞いた。自民党議員は、「順当な結果だ」と評価した。公明党議員は、「勝ちましたね」と声をかけると笑っていた。民主党議員は、「連合の舛添支持」に不満を語った。共産党議員は、「2位となり、健闘した」と胸を張った。みんなは、舛添と細川で分裂していた。維新は、細川と田母神で分裂していた。維新所属の私は、「勝ちに行く選挙」と豪語していた自分自身の不明を恥じている。以下、2月1日(土)に新宿での細川・小泉演説を聴いた直後WEBに書いた、私の日記をそのまま掲載する。2月1日(土)16:30~始まる都知事選挙における細川・小泉演説を聴きに新宿へ行ってきました。遅れて参上したため、細川演説は途中から聴きました。小泉演説は最初から聴きました。やはり主役は小泉さんです。演説の中で、脱原発を訴えていたのは当然ですが、それ以外に私が覚えている点について、列挙します。批判:自民党時代に、自らが原発を推進してきたではないか?回答:その通り。その時は、「原発は安全だ」という当時の専門家の意見を信じて、原発を推進してきた。今はそれが間違いだと気づいた。だからそれを改めるためにも、今は脱原発を訴えている。真の過ちとは、自分が間違いだと気がついていてもそれを改めないことだ。自分が間違っていると気づいたら、素直にそれを改めることが正しい道だと思う。批判:細川にしろ、小泉にしろ、過去の人では無いか。なぜ今頃、のこのこと出てきたのか?回答:今回の都知事選挙は、瀬戸内寂聴さんまでが応援演説をしている。実に91歳。細川さんにしろ、自分にしろまだ70歳代。まだまだやれることはあると思うし、このままでは日本は心配だと思い、こうしてやってきた。細川さんは陶芸家として悠々自適な生活を送っていたが、その生活を返上してまで日本の未来を心配して、立候補してくれた。ありがたいことだと思う。東京の、日本の道筋をつけて、次の世代にバトンタッチするのが、私たちの仕事だ。批判:脱原発しか政策はないのか?回答:他の政策は誰が知事になっても大きく変わらない。しかし、原発政策は違う。東京都は東電の大株主だ。これからの東京を、自然エネルギー中心の都政に変えることができれば、それは日本全体を大きく動かすに違いない。だからこそ、私は脱原発1本で行く。だいたいこの様な内容でした。私は自民党経験ないですが、小泉さんは嫌いじゃあ無いです。さぁ今こそ、「自民党をぶっ壊す」の公約を守っていただくべく、私も細川氏を一緒に応援します。自分の文章ながら、何と無邪気なのだろうか。今となっては、それが恥ずかしい。「これで脱原発運動が終わったわけでは無い」とある週刊誌に書かれていた噂話だが、次は小泉純一郎本人が都知事選挙に出馬するという。現実の政治が、あっさりしてはいけない。物わかりがいい人は政治に向いていない。炎のような情熱をもってチャレンジする。何度負けても立ち上がる粘り強さにこそ、真の政治家の姿がある。もし次あらば、「真の政治家」を私は見たい。江戸川区内上位4名得票数候補者氏名主な推薦・支援得票数ますぞえ要一自民・公明100,423.000宇都宮けんじ共産・社民34,319.979細川護煕民主・結い・生活33,339.000田母神としお石原慎太郎27,452.000江戸川区内得票率39.35%前回58.16%