ブックタイトル月刊田中けん

概要

月刊田中けん

どんなに安いビジネスホテルでさえ、今や1泊5,000円次に区内小中学校における敷地面積拡大についてではします。もう少し高いシティーホテルならば、1泊す。10,000円はするでしょう。宿泊型の観光地における客2012年9月に同種の質問を私はしました。その時の単価は、少なく見積もっても１万円を超えるはずです。区長は、「お金がない」という理由で一蹴しました。桁違いの経済効果があるからこそ、当該自治体にとっ日頃の区長発言を聞いていると、区長が誰よりも財ては宿泊型の観光業が有効な地域産業になるのであっ政の健全化を大切に考えて区政運営をしていることがて、通過型の観光地では、どんなに知名度があってもわかります。過度な支出は止めよう。健全財政を堅持観光業による経済効果は低いままです。しようとする区長の姿勢を高く評価します。私もこれでは、我が江戸川区にどれだけの宿泊施設があるのまで区長の意向を応援すべく、過度な支出は改めるよでしょうか。うに提案してきました。行政からの資料によると、一日当たりの受け入れ宿現存する資料から言って、私は平成16年からたった泊者数は最大2600人だそうです。一人で長寿祝品に反対してきました。今では多くの議東京都の年間宿泊客は、平成23年のデータでは年間員に支持されて、平成25年現在、その長寿祝品は廃止4,153万人です。東京は日本一の宿泊地です。されました。資料によると、江戸川区における定員稼働率は77％自分の先見性を誇るわけではありませんが、区長決になります。本区における年間宿泊者数は、約61万人断に先んじて、歳出削減を提案し、先駆的であるが故となります。61万／4,153万≒1.5％に、その時には否定されつつも、後になって私の主張つまりどんなに魅力的な観光施設が江戸川区にできが多田区長に認められて実現したという実例です。たところで、現在、東京都に宿泊する客のたった1.5％タバコの問題も同じです。私が質問するたびに否定しか江戸川区に泊まっていないのですから、大きな期的な見解ばかり区長は示されます。それでも亀のよう待はできません。ホテルが少ないという致命的欠陥かな歩みながらも、着実に少しずつ禁煙社会に向けた取ら、宿泊型の観光地を目指すことなど、江戸川区にはり組みを区長が行っていることを私は知っています。土台無理な話なのです。これもまた私の主張に対して、社会が後からついてきもちろんホテルの数は流動的です。宿泊定員もそれた一例です。に伴い流動化します。それでも、今や既に江戸川区周小中学校における敷地面積の拡大についても、一度辺には、東京ディズニーランドや東京スカイツリーにや二度、区長から否定されようとも、あきらめること代表されるような大型観光施設に伴うホテル群があるなく粘り強く取り組みたい課題だと心得ています。わけです。江戸川区内に観光客が来たとしても、区外私は、多田区長の前職である教育長時代を議会内で周辺の宿泊施設を利用してしまう可能性が高いのです。知る今や数少ない議員の一人です。教育行政について以上の条件を加味して考えれば、江戸川区が安易に多田区長が誰よりも明るいことはわかっています。観光行政を振興しようとしても、歳出ばかりが拡大し平成25年11月28日の招集挨拶では、区長が財政問題て、期待した効果は出てこないというのが、私なりのについて発言しています。考察です。都市部と地方との財源偏在を是正する。そのような私田中けんによるこのような意見に対して、本区に理由により、法人住民税の一部を国税化し、地方交付おける観光行政のあり方について、区長の見解を伺い税の原資に充てようとする動きがある。このような動ます。きは、地方自治体に対する財政自主権への重大な侵害であり、到底納得できない。大都市には地方にはない膨大な行政需要が存在するのに、その点が何ら考慮されていない。どれも区長のおっしゃる通りです。財政規模だけを見れば、確かに江戸川区は2,200億円からの自治体です。しかし、本区の小中学校の校庭の広さを見る度に、本当に東京23区の自治体は地方がうらやむような裕福な自治体といえるのか、はなはだ疑問です。かつて日本列島を一つ売れば、アメリカ合衆国が４つ買えるほど土地の値段が高かったというバブル時代がありました。この現象をおかしいと思うのが正常な